かつてこの地は、放生津潟が広がり、隣接した低湿地帯は水田であった。
越の潟と堀岡はほぼ陸続きで道路もあり電車も走っていたが、
放生津潟を掘り込んで富山新港が建設されるのに伴って分断され、
以後、渡船が運航されるようになった。
1968年、富山新港が開港し、周囲は工業地帯に変わった。
港湾施設としては、
5万トン級船舶2隻、3万トン級船舶1隻、1.5万トン級舶船10隻を係留できる岸壁のほか、
水平引込式クレーン、ガントリークレーン、水面貯木場などがある。
また、ロシア、韓国、中国、東南アジアとの定期コンテナ航路が就航している。
一方、工業地帯には約90社が立地し、臨海工業地帯を形成している。
歩行距離20km、高低差0m、歩行時間4時間20分。
分断された万葉線。
富山県営渡船、通称:越ノ潟フェリー。
昨年9月に新湊大橋が開通し、今年の6月には自転車歩行者道「あいの風プロムナード」も供用されるようになるので廃止されるかもしれない。
770mの航路を約5分で連絡し、日中に97便が運航されている。
夜間になるとタクシーに代わるが、いずれも無料である。
富山新港元気の森公園。
パークゴルフ場が設置されており、9ホールの「とびうおコース」と「ひらめコース」がある。
新湊マリーナ。
140隻が止まれる桟橋、72隻収容の艇庫、318隻収容の陸上保管ヤードなどがある。
富山新港火力発電所。
石油2基、石炭2基、合計出力150万KW。
新湊弁財天。
1986年、平和と港の守護の願いを込めて建立された。
台座からの高さ15m、像はアルミ製で高さ9.2m。
富山新港展望台。
富山新港開港10周年を記念して1980年に建設された。
高さ19.5m。
新湊大橋。
富山新港工場群。
新湊アイシン軽金属スポーツセンター。
新港の森。
スポーツ広場、パークゴルフ場、野球場、テニスコートなど。
富山新港多目的国際ターミナル。
夢テラス海王。
富山ならではのカラフルな鶴や亀の細工かまぼこ、薬膳かまぼこなどが並ぶ「株式会社新湊かまぼこ」が運営している施設。