昔よくウロウロしていた街をまたウロウロした。
加賀藩に属し、前田利長が隠居するために造った高岡城の城下町であり、空襲にも会わず、趣ある街である。
相変わらず静かで落ち着いたところだった。
歩行距離14km、歩行時間3時間30分。
前田利長墓所。
高岡開町の祖である前田利長の墓。
武将の墓としては異例の立派さ。
狩野探幽が下絵を描いたとされる蓮華が戸室石に彫られている。
これに比べ金沢の野田墓地にある前田家の墓は質素な土饅頭ばかりだ。
繁久寺。
前田利長の墓を維持管理する墓守寺。
八丁道。
墓所と菩提寺である瑞龍寺を結ぶ道。
その名のとおり約900mの長さである。
瑞龍寺。
国宝になる前は時々こっそりと横から潜り込んだものだが今は無理。
旧配水塔。
清水町にあり昭和6年から昭和33年まで市内に給水していた。
土蔵づくりの町並み。
明治33年の高岡大火の後に防火のために建てられた。
富山銀行本店。
有磯正八幡宮。
金屋町。
高岡の町を振興するために前田利長が戸出西部金屋から鋳物師を移住させたところ。
火を扱うため千保川の対岸に築かれた。
千保川に架かる鳳鳴橋。
高岡という名は、詩経の「鳳凰鳴けり彼の高き岡に」から前田利長が付けたといわれている。
珍しい私立の図書館「眉丈文庫」。
金屋町の鋳物師に勉強してもらうために創られた。
年に何回か来るカレーうどんの吉宗。
ポンポン山。
1500年頃に利長坊という人がこの中に籠って木魚をポンポン鳴らしながら息絶えたという。
古城公園。
高岡城の城跡を公園として整備した。
高岡城は当時前田家にかくまわれていたキリシタン大名の高山右近が設計したと伝えられている。
高岡城は石垣で築かれていたともいわれるが、その石はどこに行ってしまったのだろうか。
珍しい円形の高岡市民体育館。
さらに珍しい無料の高岡市立博物館。
射水神社。