柳田布尾山古墳
氷見市南部の丘陵に築造された前方後方墳。
墳丘長は約108メートル、日本海側で最大規模。
3世紀末から4世紀初頭頃の築造と推定される。
その昔は古墳の所在する丘陵下には布勢水海が入り込み、
富山湾を中心に日本海の海上交通を掌握した被葬者像が想定される。
埋葬品などは盗掘により明らかではなく、
今は盛土が残るのみである。
墳丘上からは能登半島、氷見市街、富山湾、二上山などの眺めが良い。
集落跡に築造されたというが、かつての優雅な生活が偲ばれる。
空から見る古墳(Google)
案内板など
墳丘を横から見る
前方部から後方部
後方部から前方部
後方部の状況(レンガの部分が埋葬跡)
後方部から二上山
隣接する古墳館からの眺め