万葉集の編者・大伴家持は越中の国守として、
746年から5年間にわたり伏木に赴任した。
大伴家持の歌は、
万葉集の全歌数4516首のうち473首を占め万葉歌人中第一位。
また越中時代5年間の歌数が223首もある。
代表的な歌。
「玉くしげ 二上山に 鳴く鳥の 声の恋しき 時は来にけり」
「もののふの 八十をとめらが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花」
「あゆの風 いたく吹くらし 奈呉のあまの 釣する小舟 漕ぎ隠る見ゆ」
「雄神川 紅にほふ 少女らし 葦付採ると 瀬に立たすらし」
高岡市万葉歴史館は、
「万葉」をテーマとして映像と音声で展示がなされている。
万葉植物を植えた庭園があり、
豊富な文献資料が揃った万葉研究のメッカともいえる施設。
大伴家持と妻の朝服(ビジネススーツ)。
遣唐使船。
奈良時代の朝夕一日分の食事。
貴族。
奈良時代の伏木。
中央が国庁、現在の勝興寺。