1932年に完成した金沢市営の浄水場。
犀川中流部の金沢市寺津町を源とする寺津用水が水源となっている。
1985年に近代水道百選に選ばれ、2001年に沈澱池、ろ過池などが登録有形文化財に登録されている。
また、浄水場内には1932年に設けられた庭園があり、前庭は東屋や泉水などから構成されている。
末浄水場園地は近代的な造園意匠を取り入れた洋風整形式の園地であり、芸術上・鑑賞上の価値が高いことを評価され、2010年に水道施設としては初めて国の名勝の指定を受けた。
桜の季節には多くの人で賑わう。
緩速沈殿池。山の上の大きな建物は金沢学院大学。