富山県南砺市西赤尾町857-1。
五箇山は、元々は五箇谷間と書き、
赤尾谷、上梨谷、下梨谷、小谷、利賀谷の五つの谷に村々が散在していた。
これらの村々は源平合戦に敗れた平家の落人が作ったものだともいわれる。
500年ほど前から塩硝づくりが盛んで、
金沢へ塩硝を運んだブナオ峠経由の道は塩硝街道とも呼ばれた。
岩瀬家は約300年前に、8年もの歳月を費やして建てられたもので、
塩硝を取りまとめ納入する上煮役の藤井長右エ門が、
天領飛騨白川郷へ加賀百万石の威光を示したものかもしれない。
間取図。
明り取り。
玄関。
式台。
縁側。
出居。
塩硝釜。
天井。
天井。
2階の明り取りが見える。
大居。
自在鉤。
囲炉裏。
天井。
かしら:家長の間。
天井。
大居、かしら。
座敷、仏間。
仏間。
書院:殿様部屋。
奥書院:武者隠間。
奥式台。
2階。
木組み。
蚕棚。
3階。