能登国分寺は、かつてこの地方を支配した能登臣の一族により飛鳥時代末期に建てられた大興寺を前身とする。
843年、能登国司に赴任した春枝王により、大興寺を国分寺に昇格。
741年に聖武天皇が国分寺建立の詔を発布してから約100年経てからの建立である。
882年には、嵐によって伽藍のほとんどが倒壊したものの、その後も存続していたが、1577年に上杉謙信が能登国に攻め込んできた折、焼き払われてしまい、廃寺になったようである。
合掌。諸行無常の響きあり。
能登国分寺展示館。
能登国分寺のにぎわい。
能登国分寺伽藍復元模型。
能登国分寺公園案内板。