念仏小僧 犬太郎

色不異空 空不異色 色即是空 空即是色

飛騨高山ミュージアム

 
飛騨高山は城下町・商家町の姿がよく保全されていて、
「飛騨の小京都」と呼ばれて人気があり、
全国各地、世界各地から多くの人が観光に訪れる。
そのため、美術関係の施設も充実している。

その点で金沢とよく似ているが、
金沢と比べると美術関係の施設への人出は少ない。
しかし、質・量ともに金沢に劣らない。


●飛騨高山美術館●

ガラス工芸と家具を中心に展示している。
16世紀から20世紀の世界中から収集したガラス工芸、
19世紀末の家具や照明器具など1000点以上を収蔵している。


茶の湯美術館●

人間国宝の作品とその掛軸、
楽家歴代の作品など茶道具を中心に約1600点を所蔵し、
そのうちの百数十点を順次展示している。
その方面の人ならよだれの出そうな茶碗が並んでいる。


ミュージアム飛騨●

椅子を中心とした家具製品、木工製品、
伝統工芸品を現代風にアレンジした新進作家作品、
などが展示されている。
飛騨・世界生活文化センターという謎の施設の中にある。


●光ミュージアム

文化庁が国宝・重要文化財の展示可能な施設として認定している。
優れた芸術・美術品や価値ある博物資料、
及びそれらに関する最新の情報と知識を広く公開・提供し、
人々の暮らしや心に「光」を放つことを目指している。

建物が神殿風で複雑かつ壮大。
展示物の種類・量が豊富。
宗教団体が管理する施設であり、
足音が鳴り響く教祖様の部屋があったりしてユニーク。
面白いところを発見した。