富山市郷土博物館で開催されている。
「富山藩領山方絵巻」と「越富奇談島山物語」。
この2つの絵巻物には、隠居した殿様の領内巡視の様子、
家老暗殺事件の顛末などが描かれている。
これらから幕末の富山藩を知る。
富山市郷土博物館。
富山城には天守閣はなかったが、
1954年、
戦災復興事業の完了を機に富山産業大博覧会が開催された際、
美の殿堂として建設された模擬天守閣。
家老・山田嘉膳の立派な門構と暗殺者・島田勝摩。
山田嘉膳は、1864年、
藩政改革派の島田勝摩に富山城内で暗殺される。
第4章 武士の罪と罰。
山田嘉膳を暗殺し、切腹する島田勝摩。
流刑地に向かう山田嘉膳の二人の息子。
暗殺された山田嘉膳の二人の息子は、
仇討ちを行おうとしなかったという理由で、
大長谷と室牧に流刑となった。
成り上がり者の山田嘉膳は嫌われていたようだ。