念仏小僧 犬太郎

色不異空 空不異色 色即是空 空即是色

医王山

医王山は、白兀山(しらはげやま)や奥医王山などの山塊の総称である。
719年、白山を開いた泰澄大師が開山し、薬草が多いことから、
唐の育王山にちなんで育王仙と名付けたのが始めとされている。
722年、元正天皇が大病にかかったとき、
泰澄大師がこの山の薬草を献上したところ快癒したので、
天皇が大いに喜んで医王山と命名したという。

最高点は、奥医王山の939mで、一等三角点があるが、
金沢では医王山に登るのは白兀山に登ることらしい。
今まで、「いおうさん」と思っていたが、「いおうぜん」が正解だった。

歩行距離9km、高低差430m、上り2:00、下り1:10。
今日出会った登山者33人。

今日歩いたルート。

医王山ビジターセンター。

8時20分、出発。

8時50分、大沼(おおいけ)。

9時、三蛇ヶ池。

ここから鳶岩へ高低差100mぐらい、
鎖だけが頼りの危険な岩場が続く。
濡れていれば登らない方が良いだろう。
早月尾根や西穂高岳にも、これ程えげつない岩場はなかった。

9時30分、鳶岩。

鳶岩の尾根から大沼がすっきり見える。

鳶岩近くの尾根に怖い顔がある。

10時20分、頂上。

鉄塔の上の山名盤。

白山。

金沢。

10時30分、下山開始。

大沼から鳶岩。
左側の急な尾根を登ったようだ。

11時40分、下山。