飛騨を平定した金森長近は、
飛騨高山の街づくりを行う一方、
子の可重に増島城を築城させ、
古川の街づくりを進めた。
高山の奥座敷といわれる飛騨古川は、
古い町並み、白壁土蔵、お寺、川や用水などが、
凝縮されて落ち着いた風情を醸し出している。
なお、飛騨古川には300年以上も前から続く、
「三寺まいり」という独特の伝統風習があり、
毎年1月15日の夜、親鸞聖人のご恩を偲び、
町内の3つの寺、円光寺、本光寺、真宗寺を詣でる。
●三寺めぐり朝市●
高齢者の生きがい農業、魅力ある農業をめざし、
地元消費者、観光客に、
新鮮で安心・安全な農産物の直売を行っている。
●無料休憩所●
味噌煎餅、えごま煎餅など名物の味見し放題。
お茶も水も飲み放題。
●瀬戸川●
金森氏は新田開発のために瀬戸川用水を造った。
この用水は今も住民の生活・防火用水として利用されている。
また、1000匹余りの色とりどりの鯉が泳いでいる。
●円光寺●
●弁財天堂●
1989年、地元の高橋孝行氏が、
樹齢1000年余りのトチノキで彫ったもの。
●壱之町●
●三嶋和ろうそく店●
●蒲酒造場●
創業1704年。
●渡辺酒造店●
創業1870年。
●弐之町●
●河合療院●
1928年築、内科、小児科、産婦人科。
今は向かいに新しい病院が建っている。
●本光寺●
●八ツ三館(やつさんかん)●
江戸時代末期、越中八尾からこの地に来た三五郎が旅館を始めた。
八尾の「八」と名前の「三」をとって屋号とした。
●荒城川●
石積の護岸と美しい桜並木があり、
古い町並みと調和した風情のある川。
●真宗寺●
●三之町●