高山は、初代高山藩主・金森長近により、
商業経済を重視した城下町として形成され、
城を取り囲んで高台を武家屋敷、
一段低いところを町人の町とした。
この町人町の一部が現在の伝統的建造物群保存地区である。
町人地は武家地の1.2倍と広く、
全国の城下町の平均が、
武家地7割、町人地3割であることから考えても、
町人地の広さに特色がある。
商人の経済力を重視した金森長近の姿勢が現れている。
秋葉社。
下二之町大新町伝統的建造物群保存地区。
高山市政記念館(旧高山町役場)。
三町伝統的建造物群保存地区。