1965年、五木寛之は奥さんの故郷である金沢へ移住する。
以後、香林坊界隈を徘徊しながら、執筆活動を行っていた。
そして、1966年、「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、
1967年、「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞を受賞する。
その他、「青年は荒野をめざす」、「内灘夫人」、「朱鷺の墓」など、
多数の作品を書いている。
その後、1969年まで金沢に居住した。
高砂。
香林坊の裏通りにあるおでん屋。
ビールとおでんで夕食。
ローレンス。
香林坊の雑居ビル3階にある喫茶店。
作品を書くのに喫茶店を利用していた。
ここで直木賞受賞の電話連絡を受けている。
加登長。
金沢市にたくさんあるうどん屋。
具のほとんどないネギだけのうどんをよく食べた。
太郎。
主計町茶屋街にある鍋料理屋。
食通の立原正秋を案内している。