念仏小僧 犬太郎

色不異空 空不異色 色即是空 空即是色

金屋町

1605年、第2代加賀藩主・前田利長は弟の利常に家督を譲り隠居した。
当初は富山城にいたが、火災に遭い、
1609年、守山城主の頃から目を付けていた関野の地に、
高岡と改名して城を築いた。
1611年、高岡の町を発展させるため、
戸出西部金屋から7名の鋳物師を移住させ、鋳物造りを奨励する。
鋳物造りは火を扱うため、千保川の対岸に土地を与えられた。
鋳物造りの原料や燃料の搬入には千保川の船運を利用した。

金屋町案内図。

千保川。

鳳鳴橋。
高岡という地名は、
前田利長詩経の「鳳凰鳴く彼の高き岡に」から付けたという。

町並み。
地元では「さまのこ」と呼ばれる千本格子を嵌めた家が多い。

すごく狭い路地が奥に伸びる。

高岡市鋳物資料館。

溶鉱炉に空気を送る「たたら」。

高岡銅器は日本の梵鐘の90%のシェアを占める。

有磯正八幡宮に奉納された鰐口。

彫金家・人間国宝である金森映井智の仕事場。

金屋緑地公園。

ポケットパーク。

有磯正八幡宮
金屋町の氏神様である鍋宮様を祀ってある。

社殿は日本海の荒波を表現した「有磯造り」である。

大きなケヤキ

金屋町公民館。

旧南部鋳造所(キュポラ(溶鉱炉)、煙突)。
1924年建造。