大辻山
今も昔も、立山に行くメインルートは弥陀ヶ原経由だが、入山が厳しくなった江戸時代以前は、大岩山日石寺から大辻山経由、そして芦峅寺から大辻山経由のルートもあったようだ。
辻とは交差点のこと。
この二つのルートがこの山で交わることから、この山の名がついたという。
そして、大の字がつくということは、かつては登山者で賑わっていたということだろうか。
歩行距離6km、高低差500m、上り1:20、下り1:00。
今日出会った登山者約10人。
一方、煩悩の炎で焼き尽くされ、煙となって消えていくだけの黄昏犬太郎。
ワンワンと声はすれども姿が見えず。
よく見るとザックに収まっていた。
薬師岳。
10時、下山開始。
輝く剣岳。
奥長尾山と長尾山の登山口駐車場は20台以上の車で満車になっていた。