念仏小僧 犬太郎

色不異空 空不異色 色即是空 空即是色

大笠山

悪評高き山に行ってきた。
行きたくないが、だんだん登る山がなくなってきたので、しょうがない。
ただ、アクセス道路はものすごく良く、あっという間に着いてしまう。
ところで、この山にはなぜ笠という名が付いているのだろう。
笠ヶ岳なら、立山方面から見た特異な姿からなるほどと思うが、この山に関しては分からない。

歩行距離12km、高低差1240m、上り3:50、下り3:00。
今日出会った登山者13人。

今日歩いたルート。

6時、大畠谷登山口出発。
明るいと目のくらむ吊橋を渡り、正面の岩山を鉄梯子で登って行く。

鉄梯子を5本登る。

鉄梯子が終わると鎖場となる。

650m位まではストックは仕舞っておいたほうがよい。

雲海に浮かぶ猿ヶ山とタカンボウ山。

カバラの尾は1200mまで凄い急登が続く。

8時10分、前笈ヶ岳通過。

空に登る登山道。

笈ヶ岳と白山。

頂上が見えてきた。

気持の良い尾根道。

9時10分、避難小屋到着。
使用不可。
水も出ていない。

頂上が近づいてきた。

9時40分、奈良岳分岐通過。

ここから水平の道となる。

9時50分、頂上到着。

新しい標識があった。

笈ヶ岳と白山。

金沢市街。

歩いて来た尾根。

10時、下山開始。

登山道を振り返る。

奈良岳、見越山、赤摩木古山、大門山。

面白い節理。

11時30分、前笈ヶ岳到着。
標識が何かおかしい。
上下が逆じゃないのかな。

怪しげな巨大桧。

1200mからは、3年前、ストックを買うのを決心させた、怒涛の下りが始まる。
そのえげつなさは、上品なクズバ山、大猫山、細蔵山の比ではなく、早月尾根もエスカレーターにすぎない。

登山道を振り返る。

桂湖。

両側とも断崖絶壁の細尾根道。

締めくくりは吊橋に向かっての鎖場と鉄梯子。
疲れきった体にここは危ない。
何人かお亡くなりになっている。

花が供えられていた。

1時、下山。