日もだんだん短くなっていくので、早く行程の長いところに行きたいのだが、天気が安定しないので行けない。
犬の天敵雷雲に怯えながら歩くのは嫌だ。
したがって午前中に終了するところとなる。
焼岳の登山口は中ノ湯と中尾温泉にあるが、関東・関西方面からアクセスのよい中ノ湯の利用者が圧倒的に多い。
しかし、最近、中尾温泉からも人が増えているような気がする。
道もよく整備されており、特に危険なところもないが、中ノ湯より行程が長い。
歩行距離11km、高低差1220m、上り3:20、下り2:30。
今日出会った登山者約50人。
5時20分、中尾温泉登山口の駐車場出発。
既にたくさんの人が準備をしていた。
5時50分、先ほどの作業道と再び合流し、その末端を越えて行く。
バイクならここまで来れるかも知れない。
林野庁が主要木に樹名板をつけている。
1900mにこんなものが。
国土交通省の焼岳雨量観測所。
砂防事業に必要なのだろう。
ここまでは緩かったが、ここからはズルズルとよく滑る急勾配の道となる。
噴火口の跡。
手前の噴気口あたりからドカンドカンと爆発音が聞こえる。
6回登っているが初めて。
噴火しませんように。
槍ヶ岳がかろうじて見える。
8時50分、下山開始。
頂上から中尾峠の間はお花畑になっていた。
アキノキリンソウ、ヤマハハコが群落をなしている。
いい写真を撮ろうと思って探しているうちに通り過ぎてしまった。
タマガワホトトギス。