天気予報に翻弄されている今日この頃だが、そろそろ老体に鞭打って、ちょっと厳しくいかなければならない。
今日こそはと出撃したものの、天気予報とは違い、雲が垂れ込め、登高意欲が湧かないが、行くしかない。
大日平山荘と大日小屋の間では、4人の草刈機部隊が行動していた。
暑いのにご苦労様です。
この山、登山口から頂上まで、随分たくさんの種類の花が咲いていた。
歩行距離16km、高低差1540m、上り4:40、下り3:40。
今日出会った登山者約20人。
6時10分、駐車場出発。
称名滝遊歩道を700mほど歩く。
大日平山荘と対岸の弥陀ヶ原ホテル。
木道はかなり朽ち果ててきている。
当初は、大日岳はパスし、奥大日岳から室堂へ、あわよくば弥陀ヶ原から八郎坂を歩き称名へなどと大それたことを考えていた。
しかし、ガスで眺望は望めない。
この天気では午後は犬の天敵雷雲が発生するかもしれない。
室堂からバスで下りると車の回収が大変だ。
よって大日岳往復に変更する。
大日如来。
11時、下山開始。
イワイチョウ、ハクサンボウフウ。
下るにしたがってガスは引き、晴れてくる、しまった。
大日平も弥陀ヶ原も元は同じひとつの溶岩台地。
称名川が二つに分けただけで特に違いはなく、両方歩く必要はない。
バスが行ける所をわざわざ歩く必要はない。
夕方遅くまで行動するのは登山の鉄則に反する。
などと一犬納得する意志薄弱黄昏犬太郎。
大日平でタテヤマリンドウ発見。
ハクサンオミナエシ。
称名滝遊歩道に下り立つ前に、熊鈴を鳴らないようにし、服装を整え、サングラスをしなければ、たくさんの観光客の中で耐えられない。
下りてからは、うつむき、念仏でも称えながら足早に歩く。
2時40分、駐車場到着。
駐車場は満杯。
バス代が浮いたので、称名ゲートにあるルートカツラで、山菜定食2000円、おかわり有。
立山駅の駐車場は若干余裕あり。